「子どもの髪、そろそろ切ったほうがいいかな?」
「ファーストカットって美容室に行くもの?」
「みんなは何歳くらいで美容室デビューしているんだろう?」
0〜2歳ごろの子どもを育てていると、髪を切るタイミングに迷うことがあります。
特に初めての子育てでは、周りに同じくらいの年齢の子がいないと、「うちだけ遅いのかな?」と気になることもありますよね。
そこで今回は、子どものファーストカットについて実施されたアンケート調査をもとに、
- 初めてのカットは誰がしている?
- いつごろファーストカットをしている?
- 自宅と美容室、どちらが多い?
- 美容室デビューは何歳ごろ?
- どうしてそのタイミングで切るの?
について見ていきます。
結論:ファーストカットは「髪が邪魔になってきたら」が多い
子どものファーストカットについて、医学的に「○歳までに切る」という決まった基準があるわけではありません。
実際のアンケートを見ても、ファーストカットの時期にはかなり幅があります。
ピジョンインフォが2025年11月に実施した「赤ちゃんのヘアカット」についてのアンケートでは、ファーストカットを意識し始めたきっかけとして、
「髪の毛が目にかかり始めた」56.8%
が最も多く、
「髪の毛が伸びてきたと感じた」31.5%
が続きました(ピジョンインフォ, 2025)。
つまり、「1歳になったから」など年齢を理由にするよりも、髪が伸びて日常生活で気になってきたことをきっかけにする人が多いようです。
そして、初めて髪を切る相手としては、家庭で親が切るケースが目立ちます。
2026年に実施されたヘアログの調査では、子どもの初めてのヘアカットをした人は、
- ママ:56%
- 美容師・理容師:21%
- パパ:18%
- 祖父母・親戚など:5%
でした(ヘアログ, 2026)。
もちろん、これは100人を対象にしたインターネット調査なので、日本の全家庭の割合を示すものではありません。
それでも、「ファーストカット=最初から美容室」というわけではなく、まず家庭で切る人もかなりいることが分かります。
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ファーストカット、みんな誰が切ってる?
まず気になるのが、「誰が最初に切ったの?」ということ。
2026年のヘアログの調査では、最も多かったのは**ママの56%**でした。
次いで、
- 美容師・理容師:21%
- パパ:18%
- 祖父母・親戚など:5%
という結果です(ヘアログ, 2026)。
ママやパパが切った理由としては、
「子どもが家のほうが安心するから」
「美容室で大人しくできると思わなかったから」
「最初は毛量も少なく、自分で切れそうだったから」
「記念すべき最初のカットを自分でしたかったから」
などが挙げられていました(ヘアログ, 2026)。
一方、美容師・理容師にお願いした人からは、
「失敗したくなかった」
「きれいに仕上げたかった」
「子どものカットに慣れている人にお願いしたかった」
「赤ちゃん筆を作りたかった」
などの理由が挙げられています(ヘアログ, 2026)。
つまり、ファーストカットは、
「誰が切るのが正解」というより、家庭が何を重視するかで選ばれている
と考えられそうです。
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ファーストカットは何か月ごろが多い?
では、実際には何か月くらいで髪を切っているのでしょうか。
ピジョンインフォが1,265人を対象に行ったアンケートでは、ファーストカットの時期は次のようになっていました(ピジョンインフォ, 2025)。
|
ファーストカットの時期 |
割合 |
|
生後すぐ |
0.3% |
|
生後6か月未満 |
7.4% |
|
生後6〜11か月 |
18.0% |
|
1歳〜1歳5か月 |
14.9% |
|
1歳6か月以降 |
5.3% |
|
まだカットしていない |
54.1% |
この調査では、回答者に1歳未満の子どもを持つ人が多かったため、「まだカットしていない」が54.1%と最も多くなっています。
すでにカットした人の中では、
生後6〜11か月が18.0%で最も多く、次いで1歳〜1歳5か月が14.9%
でした(ピジョンインフォ, 2025)。
ただし、これは「6〜11か月が標準」という意味ではありません。
髪の量や伸び方には個人差があるため、ファーストカットの時期にも幅があります。
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「髪が目にかかったから」がきっかけとして最多
ファーストカットについて、「いつから切ろうかな?」と考え始めたきっかけも興味深いところです。
ピジョンインフォの調査では、
髪の毛が目にかかり始めた:56.8%
が最多でした。
続いて、
髪の毛が伸びてきたと感じた:31.5%
でした(ピジョンインフォ, 2025)。
一方、
「周りの子の様子を見て」
と回答した人は1.2%でした。
もちろん、この調査だけで「ほとんどの親が周りを気にしていない」とまでは言えません。
ただ、少なくともこの調査では、周りの子と比較することより、実際に自分の子どもの髪が伸びてきたことをきっかけにする人が多かったことが分かります。
「もう○歳だから切らなきゃ」と考えるより、
「前髪が目にかかってきたな」
「髪が長くなってきたな」
というタイミングで考える家庭が多いようです。
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自宅で切る人は、どこで切ってる?
では、自宅で切る場合、どこで切っているのでしょうか。
ピジョンインフォの調査では、
- 自宅のリビング:59.2%
- 自宅のお風呂場:31.8%
- 自宅の洗面所:3.3%
- ベランダ・庭など:2.6%
- その他:3.1%
という結果でした(ピジョンインフォ, 2025)。
リビングが約6割で最も多く、お風呂場が約3割です。
「髪を切るならお風呂場かな」と想像していた人もいるかもしれませんが、調査ではリビングで切る人のほうが多くなっています。
子どもが普段過ごしている場所で、家族が協力しながら切っている家庭も多いのかもしれません。
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自宅カットで一番困ることは「子どもが動く」
自宅で切る場合、最大の悩みは技術よりも子どもがじっとしてくれないことでした。
ピジョンインフォの調査では、自宅カットで最も難しいこととして、
「子どもが動いてしまうこと」70.6%
が圧倒的に多くなっています(ピジョンインフォ, 2025)。
また、髪を切ることについての不安として、
- 上手にカットできず、ガタガタになりそう:59.4%
- 動くので、ハサミを使うのが怖い:59.0%
- じっとしてくれず、なかなかカットできない:58.2%
という回答がありました(ピジョンインフォ, 2025)。
これは、子どもの髪を自宅で切ったことがある人なら、「分かる!」となる数字かもしれません。
大人なら「少しじっとしていて」とお願いできますが、1〜2歳ごろの子どもに同じことを期待するのは難しいもの。
「うまく切れるか」以前に、「そもそも切らせてもらえるか」が大きな問題になるわけです。
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美容室デビューは何歳くらい?
では、自宅カットではなく美容室・理容室を利用する場合はどうでしょうか。
2020年にリクルートが行った「こどものヘアサロンデビューに関する実態調査」では、子どものヘアサロン利用経験がある20〜49歳女性1,030人を対象に調査しています。
その結果、
3歳までにヘアサロンデビューした人が約9割
でした(リクルート, 2020)。
ただし、ここは重要な注意点があります。
この調査の対象は、**「こどものヘアサロン利用経験がある人」**です。
つまり、「日本の子どもの約9割が3歳までに美容室デビューする」という意味ではありません。
あくまで、
美容室を利用した経験がある家庭では、3歳までにデビューしている人が約9割だった
という結果です。
この違いは、数字を見るときに注意したいところです。
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美容室に行くきっかけも「髪が伸びたから」
同じリクルートの調査では、ヘアサロンデビューのきっかけ・理由として、
「髪が伸びて邪魔そうだったから」
が半数を超えていました(リクルート, 2020)。
ここでも、「○歳になったから」という年齢より、髪の長さや日常生活での困りごとがきっかけになっていることが分かります。
ほかには、
「おしゃれにしたい」
といった理由も挙げられていました。
つまり、
髪が伸びる
↓
自宅では切りにくくなる
↓
美容室・理容室にお願いする
という流れも、子どもの成長に合わせた自然な選択肢のひとつと言えそうです。
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美容室デビュー、子どもはちゃんと座っていられる?
ここも、1〜2歳の子どもを持つ親としては気になりますよね。
「美容室に行っても、じっとしていられないのでは?」
という心配はもっともです。
実際、リクルートの調査では、子どもが一人で座って施術を受けた家庭に、
「どうしたら大人しく座っていられたか」
を尋ねています。
その結果、
- アニメ・テレビ番組・YouTubeなどの動画
- おやつを持参
- ごはんを食べさせてから行く
などが上位に挙げられました(リクルート, 2020)。
また、
「何度か連れて行って場所に慣れさせた」
という回答もありました。
もちろん、これは「動画を見せれば美容室に行ける」という医学的な推奨ではありません。
あくまで、実際に美容室を利用した家庭が行っていた工夫です。
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美容室デビューは「最初から全部」じゃなくてもいい
美容室デビューと聞くと、
「髪全体を切ってもらう」
ことをイメージするかもしれません。
でも、最初から完璧にできる必要はありません。
ピジョンインフォに寄せられた体験談には、
まずは前髪から短い時間でチャレンジし、徐々に髪全体を切ってもらえるようになった
という経験談もありました(ピジョンインフォ, 2025)。
これは医学的に「正しい美容室デビュー方法」という意味ではありません。
ただ、
「最初は短時間・部分カットから試してみる」
という家庭も実際にあることが分かります。
子どもの様子を見ながら、できる範囲から始めるという考え方は取り入れやすそうです。
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我が家の場合は、1歳3か月ごろに前髪だけ
ちなみに、我が家の場合は、娘が1歳3か月ごろに初めて前髪を切りました。
美容室ではなく、まずは前髪だけ。
「ファーストカットは○歳で」と決めていたわけではなく、髪が伸びてきて前髪が気になってきたので、必要なところだけ切りました。
ピジョンインフォの調査では、「1歳〜1歳5か月」でファーストカットをした人が14.9%いました(ピジョンインフォ, 2025)。
もちろん、我が家の経験が「この時期が正解」という根拠になるわけではありません。
でも、実際の調査を見ると、ファーストカットの時期にはかなり幅があります。
そのため、
「1歳3か月で前髪だけ」という選択も、特別早すぎたり遅すぎたりするものではなく、たくさんある選択肢のひとつ
と考えています。
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ファーストカットの髪、みんな記念に残してる?
「初めて切った髪の毛をどうするか」も、ファーストカットならではの悩みです。
ピジョンインフォの調査では、
- 特に何もしていない:39.6%
- 髪の毛を保管した:37.7%
- 記念に写真を撮った:22.7%
- 筆や記念品を作った:14.6%
でした(ピジョンインフォ, 2025)。
つまり、何かしら記念を残した人もいる一方、特に何もしなかった人も約4割います。
「ファーストカットだから赤ちゃん筆を作らなければ」
と考える必要はありません。
髪を残したいなら保管する。
写真だけ撮る。
特に何もしない。
どれを選んでも、その家庭にとってのファーストカットです。
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自宅カットと美容室、どちらを選ぶ?
ここまでの調査を整理すると、それぞれに違った良さがあります。
自宅カットが向いていそうな家庭
- 前髪だけなど、少し整えたい
- 子どもが慣れない場所を嫌がる
- 家族が切ってあげたい
- ファーストカットを家族の思い出にしたい
- 美容室に行くほど髪が伸びていない
実際の調査でも、初めてのカットをママやパパが担当した人が多く、自宅でカットする家庭は珍しくありません(ヘアログ, 2026;ピジョンインフォ, 2025)。
美容室・理容室が向いていそうな家庭
- 自宅で切るのが難しい
- 髪全体をきれいに整えたい
- 子どもが動いてしまって怖い
- 自分で切ると失敗しそう
- 赤ちゃん筆などのためにきれいに髪を残したい
ヘアログの調査でも、美容師・理容師にお願いした理由として「失敗したくない」「仕上がりを重視したい」といった回答がありました(ヘアログ, 2026)。
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もし自宅で切るなら、安全は最優先
自宅カットには気軽さがありますが、ハサミを使う以上、安全には注意が必要です。
消費者庁は、子どもがハサミなどの刃物でけがをした事故情報について注意喚起しています(消費者庁, 2022)。
特に1〜2歳ごろは、突然頭や体を動かすことがあります。
そのため、
- 子どもが動いている状態で無理に切らない
- ハサミを子どもの手の届くところに置かない
- 急いで一気に切ろうとしない
- 「きれいに仕上げる」より安全を優先する
といったことが大切です。
「今日は前髪だけ」と決めて、無理なら途中でやめるのもひとつの方法です。
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美容室を選ぶなら、子どもへの対応を確認
美容室・理容室を利用する場合は、予約前に子どもの年齢を伝えておくと安心です。
特に初めてなら、
- 子どものカットに対応しているか
- 何歳から利用できるか
- 保護者が隣に座れるか
- 前髪だけなど短時間のカットが可能か
- シャンプーなしのカットが可能か
などを確認しておくとよいでしょう。
「子ども歓迎」と書いてあっても、対応方法は店舗によって違います。
また、厚生労働省は理容所・美容所について、施設や器具の衛生管理、消毒、従業者の健康管理などについて衛生管理要領を定めています(厚生労働省, 2024)。
美容室・理容室を選ぶ際には、子どもへの対応だけでなく、基本的な衛生管理が行われていることも大切です。
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「○歳になったら美容室」じゃなくていい
今回、複数の調査を見てみると、ファーストカットや美容室デビューにはかなり幅があることが分かります。
そして、カットのきっかけとして目立っていたのは、
「○歳になったから」ではなく、「髪が伸びて邪魔になってきたから」
という理由でした。
だから、
「まだ1歳だから美容室は早いかな」
「周りはもう美容室に行っている」
と年齢だけで判断する必要はありません。
前髪だけなら家で切る。
髪全体を整えたくなったら美容室に行く。
子どもが美容室を嫌がるなら、もう少し待つ。
家族の記念として最初の一回を親が切る。
どれも選択肢です。
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まとめ
子どものファーストカットについて、今回確認した調査から分かったことをまとめます。
- ファーストカットの時期にはかなり幅がある
- 「髪が目にかかってきた」がカットを考えるきっかけとして最も多かった
- 2026年の調査では、初めてのカットをママが担当した人が56%だった
- 自宅カットでは「子どもが動くこと」が大きな悩みになっている
- 美容室デビューも年齢には幅がある
- 美容室を利用した経験がある人を対象とした調査では、3歳までのデビューが約9割だった
- 美容室デビューのきっかけでも「髪が伸びて邪魔そうだった」が半数超だった
- ファーストカットの髪を保管したり、写真や記念品を残したりする人もいる
- 一方で、特に記念を残さない人も約4割いた
- ファーストカットをいつ、誰がするかに「みんなと同じ正解」はない
ファーストカットは、「何歳になったらするもの」というより、
「髪が伸びてきたとき、我が家はどうする?」
と考えてみるとよさそうです。
我が家のように、1歳3か月ごろに前髪だけ切るのもひとつ。
最初から美容室にお願いするのもひとつ。
もう少し髪が伸びるまで待つのもひとつです。
子どもの髪の量や伸び方、性格、家庭の希望に合わせて、その家庭に合う方法を選んでみてはいかがでしょうか
参考文献
- ピジョンインフォ(ピジョン株式会社)「赤ちゃんのヘアカット、いつごろから、どのように始めている?」
2025年11月実施「赤ちゃんのヘアカット」アンケート、回答1,320件。ファーストカットの時期、カットする場所、カットに関する悩みなどを使用。
ピジョンインフォ「赤ちゃんのヘアカット、いつごろから、どのように始めている?」 - 株式会社ノーマリズム/ヘアログ「赤ちゃんのファーストカット、56%が“ママが切った”と回答!初めてのヘアカットは誰が切った?」
2026年1月21日公開。全国20〜50代男女100人を対象としたインターネット調査。
調査結果(ヘアログ) - 株式会社リクルート「『HOT PEPPER Beauty』こどものヘアサロンデビューに関する調査結果を発表!」
2020年2月28日公開。子どものヘアサロン利用経験がある全国20〜49歳女性1,030人を対象。美容室デビューの年齢、きっかけ、サロン選び、施術中の工夫などを使用。
リクルート「こどものヘアサロンデビューに関する調査」 - 消費者庁「Vol.606 はさみなどの刃物で子どもがけがをしないために!」
2022年10月18日。家庭内でのハサミ・カッター等による子どもの事故についての注意喚起。
消費者庁「はさみなどの刃物で子どもがけがをしないために!」 - 厚生労働省「『理容所及び美容所における衛生管理要領』等の一部改正について」
2024年6月26日。理容所・美容所における施設、器具等の衛生管理や従業者の健康管理について使用。
厚生労働省「理容所及び美容所における衛生管理要領」

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